あさって

あさっては亡きhくんの成人式。
hの親友だったkくんが、成人式のあと我が家のhに会いに来てくれる予定だ。


同級生の友人たちはみな、成人式のあと飲み会に流れるらしいのだが、kくんは飲み会には参加せずにhに会いにきます。と言ってくれた。
とてもありがたい。
hもうれしいと思うが、わたしたちもうれしい、というか、救われる。


と同時に悲しい。さみしい。つらい。
二十歳で成人、とはいえ、まだまだ子供なんだから、後先考えずに、バカな話で盛り上がったりして少しずつ大人になってほしかった。
いつだったか、hくんが落ち込んでいたときに「先のことはあまり考えなくていいんだし、まだ若いんだから失敗しても何しても大丈夫!」というような話をしたことがあったが、もっと愛情のある言い方をすればよかった。
「何が起きても守る!」って言葉に出して言えばよかった。


こういえばよかった、こうすればよかった、とそればかり考えてしまうが、似たような苦しみを抱えている、信頼できる人から「自分もそういうことばかり考えていたが、もう自分を責めること、だれが悪い、ということはないのだからやめましょう。」と言われた。
妙に説得力があった。


気持ちを切り替えるのは難しいけれど、kくんに成人のお祝いというかプレゼントを渡そうと思う。
hくんが本当に信頼していたkくんに、気持ちを込めて。


何がいいかな。。。。。。