愛する息子へ

神様はいるのでしょうか。


いらっしゃるのであれば、あの世の息子を温かいもので包み込んで、いつか私が同じ場所へ行くまで、よろしくお願いします。


お別れしたあの日から3年経ちますが、今でも切ないし、会いたいし、悲しみに負けて涙する夜もある。


でもね、残された人たちのこともあるし、なんとか生きている私。生かされている私。


あの日から、もがいて、もがいて、何かに逃げて、仕事に没頭して、そんな毎日の中でも、何かに守られている、と感じることが多くて、その度に、貴方の存在を感じてしまうのです。

あの世から見守ってくれているのか?と。


常に隣にいて、私が誤った道に進まないようにしてくれているような気がするのよ。


今でも、この先もずっと、貴方は自慢の息子です。

いつまでも私の中に、みんなの中に、

潔く、自分に厳しく、人に優しい。という姿のままで生き続けています。


愛しています。


もう少し、もう少し、がんばるよ!ヒロ。

神様がお迎えにくる日まで。

なんとか生きています

ヒロ、いまどうしてるかな?どこにいるかな?

寒くないかな?辛くないかな?

おじいちゃんと会えたかな?


ママね、仕事と勉強がんばってるよ。

今度おばあちゃんを旅行に連れて行くのよ。

いつかヒロに会えたときのためにいっぱい土産話作るの。

楽しみに待っていてね。


まあもパパも私も、いつかヒロに会える日を楽しみにしてるよ。

1日も忘れていないよ。

ヒロの笑い声、ヒロの書く字、ヒロの仕草、ヒロの食べ方、すべてが愛おしいです。


ゆずとかりんも元気です。

大切に育てています。


いつかみんな一緒になれるときを楽しみにしていますから待っていてね。

夏がくるね

今日は暑かったよ、hくん。

より濃く思い出すよ、あの夜をね。


あいかわらず気持ちはhくんのところにあります。


仕事中はごめんね、いっぱいいっぱいで忘れてしまうけどそれ以外はhくんのことばかり思ってるのよ。


どうしてもhのところに行きたくて

泣きながらそのこと、吐き出したら

お兄ちゃんに怒られたよ。


「そんなことになったらオレはhを怨むことになるよ」って。


でも泣きたいのに泣けなくて、とても辛いのよ。


早くhに会いたい。

早く迎えに来て。


夏が怖いからそのまえに早くお願い。


こんな風に思ってるわたしと、明るく生きてるわたしがいて、混乱する日々です。

すぐそばにいるような…

なんか、わたし頭おかしくなっちゃったのかな?


んー、記憶辿ってもやっぱりなぁ…と思うことが。


一昨日、会社でヘアピンを借りた。


そのヘアピンをポケットに入れてたのに、返そうと思ったら無くなってて。


翌日会社の帰りにマンションの部屋の前に落ちてた。


恐らく、ドア鍵をポケットから出したときにヘアピンを落としたんだなー、と思い、ここまでは普通のこと。


でも、その落ちてたヘアピン拾って家に入り、玄関に鍵を置いたときに、手に持っていたヘアピンがなくなり。


どこ探してもないので、??と思いつつ、そのまま忘れてた。


で、今日、バックの中ポケットにそのヘアピンがあるのを発見。


バックの口はチャックが閉まっていたのでポロリと落ちて入り込むことはない。

ましてや、その中のポケットに入り込むのは至難の業。


亡き次男はイタズラ好きだったけど…まさかね。


でもね、なぜかいつも帰宅すると、すぐそばにいるように感じるんだよね。


いてくれたらうれしい。


明日はhくんの友達が何人か来るよ!

待っててね。

悲しみを纏い馴染ませる?

今日は休日。

今まで長いこと支えてくれた友人ふたりと、おしゃれなカフェに行ってきた。


間接照明のみ、コンクリ打ちっぱなし、昔のアメリカっぽい家具とテーブル。


そういう場へ出向くのは、久しぶりだったからか、異空間にきた感じで現実逃避。


付き合ってくれる友人、会社の人、家族、など、周りにいてくれる人たちのおかげもあるのだと思うが、最近、癒えることのない喪失感と悲しみを上手に隠しながら、下着のように身体に纏い、馴染ませることが出来るようになったとおもう。


以前は、纏った悲しみを引きずりながら荒れ狂わせていた感じだった。

時にはその悲しみに引きずられてそのままhのいる向こうの世界に行きたいと強く思っていたのだけれど。


あの世にいくまで続くであろうこの辛さと、うまく付き合えるようになってきたような感じがする。


この感覚も、人間のDNAに組み込まれた、生きるためのものなのか?


ならばhがお腹から産まれたときに、もっともっと、私の分も、その強いDNAを持っていって欲しかった。(医学的なことはわかんないけど)


生まれ変わったらもう一度、hと親子になりたい。

そしてhの笑顔みて、一緒にごはん食べて、一緒にテレビみながら笑いあうんだ。


それが私の望み。


まぁ、そんなこと考えながら生きてますよ!hくん!

気持ち届いてるかなー?